マチルダの2017

こんにちは。
もう今年も終わりますね。
大掃除の目途が立ってきたので、ブログ書いてみてます。

また掃除に戻らなきゃなのでさらっと。

今年はいくつかトライしました。
・構造化をもう少しちゃんと取り組もうと課題部屋を作りました。
・同僚にわらべ歌の研修に行ってもらいました。二月に一週間わらべ歌週間をやります。詳しくは同僚のいとうが報告書を上げてくれているので、書けたらまたそれを参考にわらべ歌について書きます。
・二月にサイレントウィークという週間を作りました。子どもたちがギャーギャーうるさいと大人は思いがちですが、実際大人の指示の声がうるさいだけ?という想いからです。豊川?の有名な法人の方が言っていたアイディアをサンプリングしました。その法人はこの曜日は大人は極力静かにするという取り組みをしているそうです。

他にも、自分達で決めるご飯作りというイベントを試しに始めてました。股試行錯誤中です。

ということで、掃除に戻ります。

写真は元上司が遊びに来たついでに新品を寄付してくれました。
大人も子どもも新しいおもちゃに集まって、グループで遊んでいたのが印象的でした。

構造化と集団活動の折り合いをどう考えるかが来年のテーマかな。

さて、来年のイメージは一所懸命・残業しない・無駄な努力をやめる・他の人に引き継げる仕事の仕方を追求する。

その辺かな。

ではでは。

さわい拝

ちょっとだけ分かりやすくなったかもしれません。

こんばんは。

マチルダの澤井です。ブログをしまった、三週間放置してしまいました。書きかけで放置しているのが一本。。。ということで、写真二枚だけの簡単な投稿で!


1000円くらいで作りました。
課題や宿題をやる部屋と遊ぶ部屋を別けたくて、まだ場所の意味の 遊ぶ場 課題をする場などの1:1の意味付けというところまでは行けていません。
ひとまず消防法に引っかかって古いパーテーションを無くして以降、パーテーションを置いていなかったのを、カーマで1000円くらいでプラスチックの板を買ってきて工作しました。

同僚の伊藤が器具庫の扉のところに書いてくれました。左側が器具庫でおもちゃや課題が置いてあり、右側が遊べる空間です。中には器具庫に入りたがる子どもがいるので、これで分かってもらえて〇側で遊んでもらえると嬉しいなと。

マチルダ最近表面に見えないところで、変革が起こってます。意識的に進めてるところも、状況に対処してだけの部分もありますけれど。また少しづつブログにアップしていきたいなと。

さわい拝

就労移行支援について

こんばんは。マチルダの澤井です。先週ブログサボりました。。個別支援計画の作成とモニタリング(面談)を年間60回以上しなきゃならないのが辛いです。よその優秀な事業所の責任者の方達はちゃんとやっているようなので、ぼくも粛々と遅れを取り戻し始めた秋の空。さて、泣いてばかりもいられないので、ブログを書きます。


就労移行支援の研修会に東京に行ってきました。10年ぶりに夜行バスに乗ったら、意外に快眠出来ておれできるじゃん!バスで寝られる自信がつきましたww

受けてきた研修は通称TTAP、日本語訳は「自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール」。

TTAPとはアメリカのノースカロライナ大学TEACCH®自閉症プログラムで開発されました。

学齢期~就労期?への移行をしていくための分析、評価の方法という説明でどうでしょうか。

まあね、目からうろこでしたよ。すごい!!の一言。

講師の方からTTAPを行って就労移行していった方についての説明をしてもらいました。ご本人について、学齢期には行動問題があり~と具体的なエピソードを聞いて僕が受けた印象も、一般就労は難しいだろうなあと正直に思ってしまいました。

しかし、職場での様子をビデオで見たら。。

働いている!!しかも自立的に!! 

ポイントは
・本人の学習スタイル(障害特性)の強みを活かす、弱みをフォローすること
・受け入れ先にご本人のアセスメントを伝えて?丁寧に引き継ぐこと
・「本人が人に見られていなくても」(視覚的指示書を頼りに1人で)行動できるように、環境調整をしておくこと

ができているのかなと、ぼくなりに思いました。間違ってたらごめんなさい。

こうやって書いてしまうと、支援の基本と呼べる、フレーズになってしまい、
ぼくの感動を伝えられません。残念。


ただ、ちょっと僕が実践するにはまだ分からない部分がたくさんあったので、引き続き研修に参加したいなと思いました。

でもさ、でもさ。

前から疑問に思っていたことが少し雪解けしました。

この行動があると(わがままと見える事が多い?)
社会人(福祉的就労)になったら本人が困るだろう
だから今のうちになんとかしてあげたい
という考え方が現場レベルだと多い気がします。


ぼくが、この数年であくせく学びながら考えたのは、
いやでも弱い部分をさあ、直せるのか??
それよりも強い部分を認めて、伸びていただいて
という視点が大事じゃないか??と

そう思いながら、他の人たちに上手く説明できないんです。


今は問われれば、こう言えるかもしれません。

上記の方の例を説明して

行動問題があっても一般企業で働ける方の例がある
それはおもにその方の強い部分、弱い部分を分析、評価して
実習段階から将来の就職先へ評価、分析を伝達すること
強みを活かした働き方を就職先に提案すること

今私は放デイの責任者としてここまではできていないが

こうしていきたいとは言える。

おそらくマチルダの子どもたちの多くの就職先が
福祉的就労だと思う。

福祉的就労でも一般企業でも価値は変わらない。

ただ本人が希望し、また環境を調整してさしあげることで
一般就労の可能性が見いだせればサポートできる自分でありたい。

また、福祉的就労の場合も、
マチルダでの情報の蓄積を伝達して、放課後デイと就労先事業所が
連携できたらいいのでは?


まだ、やっとこの考え方に行きついたばかりです。
絵に描いた餅です。。

生意気なこと書いてるかもしれないですけどね。

TTAPの実践例は印象に残ってるけど、まだ実践の仕方がよくわからん。。
勉強してみようと思います。


次はこの前見学に行った事業所で感銘を受けたことについて
書いてみようかと思ってます。

さわい拝

氷山モデルと問題解決メソッド

こんにちは。マチルダ澤井です。今日はスタッフさんたちとのミーティングでした。冬休みのプログラムを何するか話し合いをしました。

最近サイボウズ式の「問題解決メソッド」という考え方?フレームワークで課題を設定して解決していくというワークショップを法人の職員やスタッフさんと取り組み始めました。

同僚のいとうが最近保育園に巡回に行って来てくれて、氷山モデルは大事だと改めて思ったと言ってくれたので、

お子さんの支援をどうするかを1時間弱ほどですが、氷山モデルで話し合ってもらいました。問題解決メソッド(方法)も、氷山モデルもだいたい同じだと澤井は思ったので、合ってるかどうかは別にして

同じ(似ているよ)と図を書いて説明してみました。



メソッドの方は、「事実」と「解釈」、「現実」と「理想」の四象限に分かれています。「原因」と「課題」の項目、そして自分達がモヤモヤしている問題に名前をつける「タイトル」という風な配置の図表を使います。

氷山モデルの方は
「課題となっている行動」
「本人の特性」「環境、状況」
二つの要因から考えられる
「行動支援計画」となっています。

メソッドの強みは事実と解釈がいかに混じり合っているか、項目を別けることで分かりやすくなっていくところかなと。

氷山の強みは個人的には「環境・状況」の項目は、環境調整によって利用者さんの行動が変わってくると考えられるところかなと思います。本人の内面について、考えても答え出にくいかなと。

今日は、氷山モデルをやったのすが、
スタッフさん達が結構書いてくれてはかどったなと思います。特性も環境状況も書いてくれて、行動支援計画まで行けた班もありました。

もう一つの班は、行動支援計画までたどりつかなかったものの、特性や環境状況について丁寧に議論してくれたかなと言う印象。

氷山モデルの大事なところは、問題行動に目が行きがちだけれど、実際はそれは見えていない部分(氷山の海に隠れている部分)が重要だよ。本人の特性は変えられないけれど、環境や状況は支援者側が調整、変更させることで、本人の行動が落ち着きますよ、という視点だと思います。

ワークやってみて思ったのは「環境・状況」を「解釈」を減らしながら、「事実」に近づけて話し合う事が大事かなと。

また、問題行動をご本人のせいにするのではなく、環境をご本人のために調整して差し上げることで、ご本人が無理に頑張ることなく落ち着く可能性があると

気づいてもらえるきっかけ作りをしていきたいと、澤井は思ったのでした。

さわい拝

アートと障害の間

こんばんは。マチルダの澤井です。自分で決めた毎週土曜締め切りを守れていません。なので、今日一本アップ。もう一本は明日で書いて貯めておこうと思います。

この前の土曜日にパートスタッフさんの企画で作陶体験に行ってきました。

ぼくもスタッフさんにまかせっきりであまり準備せずでした。。

車でマチルダを出る直前に「作陶」「建物」「皿への絵付け」の画像をグーグルの画像検索で探してきて、

今から行くところ、
することの見通しを、
写真で、
数人の子どもたちに見せました。
でも、、ぼくの準備が甘いかもしれないなと思いながらもお出掛け。

受付に着いて、うちのスタッフさんがあちら側のスタッフさんと料金の支払いなどで話している間、少し離れたところにあった丸テーブルと椅子四脚くらいに子ども達に腰かけてもらってました。

「待つ」のが苦手な子もいるので、どうなるのかと澤井も少し不安でした。。でも、全然大丈夫だったんですけどね!(←文法的に全然アウトでしょうか。。。)

すると、うちのスタッフさんが挨拶している、青いジャンパー?を着ている職員さんがこちらを遠目に気にしているのが分かります。

僕は あ きっとあの人が今日の僕らのグループの担当だと思い、ちょっとドキドキしながらも挨拶しました。

もう一人、同じ色のジャンパーを着た若い職員さんもいて

ベテラン職員さんが新人職員さんに「せっかくの機会だから(一緒においで)」というようなことを言っているように聞こえました。

その後、団体用の作業部屋に案内されて、みんな無事に移動できました。お子さんの一人は声かけだけでは不安になってしまったのか、初めの丸テーブルから移動したがりませんでしたが、うちのスタッフさんがその困っているお子さんに粘土の塊(これから作陶するためのもの)を渡してくれました。それで、その子も動いてくれて作業部屋にみんなで入れたのでした。

三者三様というか、参加者の子どもそれぞれの参加の仕方でした。そこでこれは私が子どもたちの通訳(おこがましいかもしれませんが)を職員さんにしなくてはと思い

言葉での表現があまり得意でないお子さんについては、私から特徴などをお伝えしました。新人職員の人も障害のある方と接する機会はこれまであまりなかったような感じでした。だで、ちょっと特性の話なんかも調子に乗ってさわいは、してしまいました。終わりが分かりやすい方がやってくれるかもとか。。

ほんで

職員さんが
1人のお子さんの作っている作品に対して、こういう作り方をする陶芸家がいるんですと言ってくれて(菊練り?、重ねて練るような感じのことをしている子がいました)

私は
あー アクションペインティングみたいなことですか?(意図的に無意識な作品を作るみたいな?)と聞きました。
アクションペインティング

職員さんが ちょっと納得してない顔をしていたようにも思います(私がすぐに知っている言葉を使ったからかもしれません(笑))が、そうそうと言ってくれて


障害のある人の作品というのは、その人の世界観を他人の目を気にせずにストレートに表現するところが良いところだと個人的には思っています。そうした、自分のストレートな表現というのは、現代アートの中でも評価されてるらしいです。

だって、ぼくら(ぼくが定型発達≒健常者だとして)は、人の評価を気にせずに絵を描くことはかなり難しくないですか。ほとんど無理ゲ―だと思います。


でね、何が言いたいかと言うとね。
話めっちゃ飛びますよ。

この企画をしてくれたうちのスタッフさんありがとう。
ぼくらについてくれた職員さん二人ありがとう。
照れている子もいたけれど、いつも通りのままでいてくれて
職員さんとなにがしかのコミュニケーションをしてくれた子どもたちありがとう。
その他のスタッフさんもありがとう。

なぜかは分からないんだけど
最後別れ際 1人のこどもと、二人の職員さんにハイタッチしてもらったんです。
ハイタッチ後、子どもがまんめんの笑みで(たぶん嬉しかったんだろうと思う) 職員さんもいい顔になるんですよ。

また来てくださいと言われて、嬉しかったんですよね。

なんでしょうか、ただ優しい人たちに助けられたという感覚ではなく
相互にコミュニケ―ションできた感じが僕の中にあったのかなと。
理解しあうっちゅうことですかね。

夢見がちな夢想家さわい拝

キャリアパス対応生涯研修課程

こんにちは。マチルダの児発管さわいです。昨日は浜名湖で焼き肉して、今日は朝から緑区の生活介護と放課後デイを見学させてもらいました。自閉症の方達がこんなにも整然と静かに活動している現場がこんな身近にあるんだと言う感じでした。感想はメモメモしてきたので、別途書けたら。。。いいかなと。

さて キャリアデザインについて、みなさん自分の人生キャリアビジョンってあるでしょうか?澤井は最近まで漠然としてました。楽しいんですけど、どんづまってる感もあり、出口はどこだ?と思ってました。


私は大学の頃は、そんなもん知らんし、分からんといい加減にしか、自己分析などをせず就活上手く行かず、転々として、7年前にえとせとらに拾われました。途中一年療養型介護病棟で介護士を1年他の法人でやって修行しました(笑)。また、えとせとらに戻って5年経ちました。

この5年間、法人でいくつかチャレンジさせてもらいました。1年ごとに違うことにトライしてきたと言えるかもしれない。目の前の興味あることに突き動かされてしまうで、次から次へと何かに手を出しました。だから、この5年間の中で軸として持っていた目標はなかったように思います。目標って大事ですよね。最近改めて身に染みて感じます。

で本題へ

愛知県社協さん主催の「福祉職員キャリアパス対応生涯研修課程チームリーダー編」なる2日間の研修へ9月下旬に行かせてもらいました。

内容としては
・キャリアデザインとセルフマネジメント
・福祉サービスの基本理念と倫理
・メンバーシップ・リーダーシップ
・人材育成・能力開発
・業務課題の解決ろ実践研究
・リスクマネジメント
・多職種連携・地域協働
・組織運営管理


研修の目的にはこうありました。(初任者~上級管理職員コースまでおそらく共通のもの)

1.福祉・介護職員が、自らのキャリアアップの道筋を描くことができ、それぞれのキャリアパスの段階に応じて共通に求められる能力の向上を段階的・体系的に習得することを支援する。

2.各法人・事業所が主体的に職員のキャリア・パスを構築し、これに沿った職員育成施策を確立・実施することを支援する。

チームリーダーコースの対象者とねらいはこんな風。

対象者
・近い将来その役割を担うことが想定される中堅職員
・現に主任・係長等に就いている職員

ねらい
・チームリーダー等の役割行動を遂行するための基本を習得する。
・チームリーダーとしてのキャリアアップの方向を示唆する。


なるほどーー。これまで、先輩職員や上司にこうしたら?ああしてと言われて見よう見まねでやってきました。マニュアルらしきものもほぼないと言っていいかもしれません。

責任者という肩書きの自分は一体何をすればいいのだろう?求められていることは部分的になんとなく分かる気もするが

一体何をしたら上司に満足してもらえるんだろう?
(ある程度は満足してもらう必要はあるが、他人の評価よりも、自分の軸を作っていく必要があると最近思い始めた)

問題は次から次へと起きていくし、その場での対応が多くなってしまう。

チームメンバー(職員・スタッフさん)の学びや気づきをどう作り出していけばいいのだろう??


そんなモヤモヤとした気持ちで、チームリーダーとして、求められる事、やるべきことをワークショップや座学通して勉強したら、

心折れそうになりました。私にこんなにもできるのか???と
人材育成 業務課題の解決 他組織他職種との連携 組織運営管理


でね、結局気づいたんです。やらなくてはいけないらしいことがたくさんあるぞ。しかし、1人で全部抱え込めるのかと?やれることしかできないし、本当にやりたい、やろうと決めたら、そのために時間とお金をかけ(なきゃ)たいと。

キャリアデザインの担当の講師の方が勢いのあるとても体育会系な人でした。29歳でこのままでいいのかと人生設計を考え直したと言っておられたかな。40で独立、60で家族でハワイへ移住と。

ぼくは60歳で沖縄か、浜名湖か、琵琶湖かなと。(笑)ハワイは現実感が自分の中で薄いです。素敵な島ですけどね。いくらかかるんやと、ぼくそんなにペラペラ英語しゃべれんぞと

沖縄はまだまだ思い付きのただの、夢ですけど、たぶん大事なことは自分が何のためにがんばるのか、何を目標にするのか、何がゴールだと気持ちいいのか?

今までは漠然といつか独立して自分の組織を持ちたいと思っていたんですけど。。

そこは枝葉の枝葉末節です、たぶん。そんなんはどっちでもいいです。

大事なのは
・チャレンジしつづけること(逃げそうになるけど)
・周りの仲間を幸せにすること(できるのか。。)

ということで、まだ決めかねているんですが、資格試験の勉強をしてみようと思いはじめました。資格を取ったからと言って、どうということもないですが、一つの目標に対して努力してみたいなと。それと並行して、発達障害の勉強と実践をし続けたいなと。

職員になって5年間良くない時もいい時も走って来て、目の前のことをチャレンジしてきたつもりです。

さて、35になるまで、10か月2個軸持って走り始めよっと。

しかしね、ランニング始めましたが、筋が痛いです。無理は禁物。楽しみながら、少しづつ。

さわい拝

サンマと七輪と秋の空

こんばんは。マチルダさわいです。キャリアパス対応研修について書こうと思うていたのだけれど。。。うちに入る前に、ブログ見ましたと熱く?語ってくれたスタッフさんがいます。先週土曜秋刀魚焼いてるときに、そう言えば秋刀魚のブログ見たとか言ってませんでした?前に。と尋ねたらそうだそうだとなりました。

だで、ブログ書いてみません?秋刀魚でと無茶振りしたら、書いてきてくれたのでそれをアップします。ノー編集ですww。

身近に美文というか、随筆的と言うのか、嫌いじゃないなこのリズムと言う感じです。僕の文章のリズムとは明らかに違うし、美しさがある。

ということで、キャリアパスについては、10月7日土曜までに書きます。

さわい拝

写真は焼かれる前の光り輝く秋刀魚。

以下転記

サンマと七輪と秋の空

先週の土曜日、マチルダでは「サンマを焼こう!」というイベントをやりました。
駐車場にブルーシートを敷き、テーブルをセッティング。バーベキューコンロと七輪。

私の育った家には、当時すでに珍しくなっていた七輪がありまして、その七輪で
サンマを焼いて食べた思い出があります。サンマの塩焼きは、年に何度も
食卓に上がるのですが、それはキッチンのガスコンロの魚焼きグリルで母が焼いたもの。
でも、年に一度は父が主体になって七輪でサンマを焼いて、可能ならばそのまま庭で
母の握ってくれたおにぎりと漬物とで食べました。
いつもと違うそのサンマの塩焼きは、非日常という味付けもあり、とても美味しくて、
楽しかったのを覚えています。
そして必ず父は、サンマの骨と格闘しながら食べる私と弟を見ながら
「年に一回くらい、炭火で焼いたサンマを食べたいよなぁ?」
と満足げに言うのでした。

マチルダのサンマのイベントの翌日、私は実家の両親に会うために東名高速道路を運転していました。たまたまなんの用事もなかった息子と娘も一緒です。
とても気持ちの良い秋晴れで、快適なドライブの末に実家に着くと喜寿を迎えたというのにまだまだ達者な父が、庭で炭に火をおこして七輪を用意していました。
さすが火起こし名人の父、こともなげに火を起こしてあっという間にベストコンディションの七輪が出来上がり、母がバットに並べたサンマを持ってきてくれました。
娘や息子も嬉しそうに
「今日、おじいちゃんのサンマの日かぁ!ありがとう。手伝うね」
といそいそとゴザを敷き机を並べ、別の子はうちわを片手にサンマを焼き。
程なくして焼きあがったサンマは、ふっくらとして焦げ目もちょうどよく絶妙な美味しさでした。
母の握ったおにぎりとサンマをほおばる孫を見て父は
「年に一度は、こうやってサンマ食べたいじゃんなぁ?」
と昔と同じセリフを言いながら、そういう自分は母と二人で1匹で十分という。

たかが「サンマの塩焼き」ですが、私にとっては子どもの頃の懐かしい思い出と、そして
父にとっては「年に一度は」を重ねて、今では孫との楽しいイベントであり、思い出となっていくもの。

先月の夏休みと比べ随分高くなった空を見上げながら食べた今年のサンマは、
前日のマチルダの子どもたちの姿を通して子どもの頃の自分を思い出させてもらったなぁ、
という幸せな気持ちと、両親の愛情を再認識した奥深い味となりました。

夕方、自宅まで帰ってきて玄関の前に立つと、どこからか金木犀の良い香りが漂ってきました。もう季節はすっかり秋ですね。
これからも、マチルダの子ども達と季節を感じるようなイベントを
楽しみたいなぁ、子ども達の思い出の片隅に私も居れたらいいなぁと、そう感じました。

おまけ
実家で焼いたサンマは皮が網にくっつかずとても綺麗でした。父に聞いたところ、刷毛で
網に酢を塗るのがポイントだそうです。亀の甲より年の功とはよく言ったもんですね。
マチルダでも、来年はその方法を採用してみます!


たなか



ブログを書くこと、ぺアトレのやり方

こんばんは。マチルダ澤井です。

土曜日はマチルダは秋刀魚を焼きました。今年働き始めてくれたスタッフさんが、ブログを見てくれてたみたいで、秋刀魚を七輪で焼く手順書のブログを見てくれたのかな。昨日秋刀魚のプログラムだったので、その話にちょっとなりました。手順書の絵自体は美術系の進学を考えていたアルバイト男子がえがいてくれたものです。
http://etosetorarara.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html

本題

今週とある小学校にお迎えに行くと、他事業所のスタッフさんが
「あのー、実は。。。ブログを見てます。。」と
こんなところにいたか!と嬉しくなりました。
ペアレントトレーニング(褒め方、新しい行動の習得の支援)について少し話ました。


次の日もたまたま今度は特別支援学校のバス停でそのスタッフさんとお会いしましてw

私は自分の事業所のスタッフさんと一緒にそのバス停に来ていたので、
他事業所の方の前でうちのスタッフを褒めてみることにしましたww。

具体的には書きませんが、なんとか頭をフル回転させて、
スタッフさんに伝えたい事実解釈の仕方をほんの少しだけ伝えました。
そして、~意見を言ってくれてありがとうございます。その「提案」やってみましょう。と

横で、他事業所の方が聞き耳を立てているであろうことは分かっていたので、
もううちのスタッフさんにわざと褒めたとネタバラシしました。

褒める(伝わる形で動機付けする)ってむずいんですよね。そんなん簡単にできません。

たぶんポイントは

自分がやれる程度に頑張ること:ハードル上げすぎると、できません。ぼくも。。。ううう。。。自分はダメだ!うーってなります。

褒める時間帯を決めること:例えば16:00~16:30(支援中の30分だけ)、18:30~19:00(送迎後の連絡報告、雑談中)とか ずっと褒めようとすると疲れちゃいますw

褒めたら記録を取ること:ほんとは形式を決めて書き込んでいく方がいいと思うのだけど、手帳とかなんでもいいので、(いつ、どこで、誰を、何のために、どのように、どの行為を)褒めたか、テキトーでいいので書いてみるといいと思います。僕は今週は記録に残ってるのは、一件のみですww



さて、次は21日、22日と勤務として行かせてもらった(代表、ありがとうございます!)福祉職員キャリアパス対応生涯研修(チームリーダー編)について書けたらいいかなと。期限は30土曜日に設定します。できるできる。澤井君ならできるよw

キャリアビジョンを書いて提出しなさいという宿題が出ているので、ブログ書いたらなんとかまとまらんかなとねww 

キャリアパス対応生涯研修について(愛知県のはうまく開けないので、東京のリンクにしました)
https://www.tcsw.tvac.or.jp/activity/kensyu/1-syogai.html



学校と福祉の垣根をスモールドリンク

こんにちは。マチルダの児童発達支援管理責任者の澤井です。責任者に成り立ての頃は、同僚たちに「児童~責任者の澤井です」などとずっと言うてました。半年以上経つとそういうフレッシュな気持ちもなくなり、課されている業務が日々押していくことにストレスを抱えながらも、まあギリギリなんとかやっています。


そんなこんなでバタバタと夏休みの早朝から夕方や、夜遅い時もありで、支援と支援準備や事務をしていました。

ふと思ったのは「なんで学校に夏休みなんかあるの?先生たち楽かもしれへんけど、ぼくら送迎もあるし、もうクタクタだよ。夏休みなんてなければいいのに」と。

でも、長期休み以外は学校の先生たち、毎日早朝から晩まで、残業代も出ないなか働いておられるから、まあたかだか1ヵ月の夏休みだからしようがないよな。先生たちがリフレッシュできてくれてるならいいなあとか。

一方で、普段学童みたいなもんですから学校終わりの短時間しかぼくら放課後デイは子どもたちを見てないんです。だで、長時間見ているといろんな気づきや笑顔、意外な瞬間に出会えます。

だで、楽しかったんです。岩屋堂に行って皆で水遊び、バーベキュー、水族館、ドラム・サークル(太鼓)、近所のマルケーにおやつ買いに行ったり、プロジェクター使ってみんなでアニメを見たり、東名ボーリングにも行きました。

お子さんの笑顔が見られたり、親御さんにプログラムでのお子さんの様子をご報告すると、とても喜んでもらえる場面もあり、とても充実した夏休みでした。

肉体的には引いた風邪が治らない(風邪ひいてるのに釣りに行くからやという周囲の視線が辛かった。。釣りがないと心が元気になりません。。)、左腰がまあまあ痛いとなりました。が、この数日やっと体調を取り戻せました。


一年前「みんなの学校」上映会を企画したときに、豊田の学校の先生達と知り合いました。彼女ら、彼らも豊田でこの映画の上映会やってたのもあって、主催の元教員の方と仲良くなりました。

上映会後もおかげさまでたまーに会ってあーだこうだ喋れるようになりました。普段学校の先生とここまで喋れる機会ってないのですごい楽しい。

そうして、見えてくるのはやはり福祉の現場も普通の人で、学校の現場の人らも普通の人なんです。目の前の子どもたちや親御さんのために一所懸命です。お互いやり方や法律やなんやかや違うだけで。

夏休みに疲れ切ったのがやっとひと段落したところで、前から一杯呑みたいねと言うていた豊田の元教員の方と昨日焼き鳥屋に行きました。

昨日その方と一緒に参加した日本特殊教育学会の感想を言い合いながら、

その方は不器用な子の運動面をなんとかしてあげたい、やっぱり40人のクラスだと不器用で苦手感のある子にスポットライトを当てたり、楽しい、もっとやりたいと思わせるのってなかなかできないから

とか

ぼくは僕で運動プログラム(ヨガとか?(笑))や、音楽プログラム(歌ったり踊ったり、「翼をください」「お母さんといっしょ」「スマイル(ゆず)」など)のアイディアをその方の話を聞きながら、普段の活動が個別になってしまいがちなところを、集団としてやりたいなというアイディアを頭の中で温めて

それはそれは楽しい飲みでした(笑)

巻き戻し キュルキュル(VHSビデオテープの音です)

ふと思ったのは「なんで学校に夏休みなんかあるの?先生たち楽かもしれへんけど、ぼくら送迎もあるし、もうクタクタだよ。夏休みなんてなければいいのに」と。

で、その方が今日のシンポジウム楽しかったわと言いながら、普段昼休憩もほとんど学校は取れないし忙殺されるけど、夏休みとかにこういう勉強会に出られるから、嬉しいし大事だということを言っていて。

あーー そうだよなと。現場にいると日々のことや事務処理や色々なことに流されて自己研鑚の気持ちが薄れていくんだよねと。僕も気持ちが弱くなる時がありますが、学校の先生達は長期休み以外毎日6時間くらい子ども見てるから、ぼくなんかよりも研修へ行く時間って普段取れないんだなと。

だで、夏休みは先生達しっかりリフレッシュしたり、色んな研修が各地であるので勉強してくれたら嬉しいなと 昼ご飯だって大人だけで食べたい日もありますよね、それも大事。

昨日呑んだことで、夏休みの支援への責任?やる気があがりました。来年もより良い支援を目指したいなと。

唐突ですが、普段関わっている先生、そうでない人も、親御さんも、うちのスタッフさんも、もろもろみんなの立場や環境の違いに配慮できる支援者でありたいと思ったのでした。

こうやって想像できるから、生ビールが好きなんです(笑)

写真は昨日今日の学会で買ってきたおもちゃです。子ども達喜ぶかな。すぐに壊れませんように。

さわい拝

Cherryでの新しい試み

かわちです。

肢体不自由児の中・高等部のデイ、CherryBlossom

最近新たな試みをはじめています。

その名も「ぼくらの会議」

タイトルはなんでもいいんですけどね。

支援学校に通っている社会に出る前のこども達の支援になるのですが、こどもによっては、進学や学校生活、将来の事など、とても考える時期にもなります。

生徒会の役員になっているこどもいて、人数も少ない為、自然と誰かに期待値も集中してしまう事も多くあります。進路が具体的になる年齢になればなるほど、いろいろな事を自分の中で整理していかなければならないのですが、そういった経験や気持ちの整え方の経験も浅い為、自分で抱え込んでしまっている様子が見受けられます。

楽しいことも、しんどいこともあると思いますが、心の優しいこども達も多く、特にいっぱいいっぱいになってしまった気持や、やりきれなさを何かで発散しようとする姿はあまりみられないのが、ずっと気になっていました。

せっかく、Cherryという場所があるので、「抱え込んだ気持ちを話せる」「自分たちの事を話し合える」「分かち合える」「学び合える」時間があるといいよねぇ。

そんな思いからスタートしました。













初回は、どんな話をする場なのかの説明をして、話してみたいテーマを決めました。

なんと「お金の事」

自分のお小遣いの話から、卒業したらどうするの?お小遣いもらい続けるの?卒業後のこと、お金を貯めてどんなことをしたいのか?夢や、やりたいとおもっていることの話に発展していきました。

少人数でやっているのですが、お互いにそういった話をしたこともあまりないと思ます。そもそも、そういう事を話すような自由な放課後・時間は、色々な制約(単純に、移動や距離の問題も大きい)を抱えている彼らにはないんですよね。

「へぇ~、そんな風に考えているんだね」と、こども達の中でも発見があり、サポートする支援者にも新しい気づきや新たにわかる一面から、そのこどもへの見方が変わるきっかけにもなります。

今日は第2回

前回、お金の話と卒業後の事、どんなふうに暮らしたいかって話まで発展していったよねぇと振り返り。

今日はどうする?

かわちさんは、どんな生活してるの?と逆に問われ、せっかくなので、僕の生活の流れとともに「大人の暮らし」というテーマで話し合ってみました。

朝何時に起きるところから、みんなの生活の流れと、家族の生活の流れを比較したり、その時それぞれが何しているのかを考えたりしました。

お互いの暮らしって、友達同士でもよくわからないですよね。案外、家族の事もわかっていたり、わかっていなかったり。それぞれ、どんな時間に何をしているのかとか、わかると見方も変わったり。

朝早く出勤し、夜遅い帰宅のお父さんがいます。

帰ってきたら、ビール飲んで「ふぅ~」って言ってるわとか。

お父さん帰ってくるまで、起きてる

なんで?早く寝たほうがいいんじゃない?

お父さんにお風呂入れてもらうから。

そうか、そうだよね。

自力では難しく、身体が大きくなった彼はお父さんでないとお風呂いれられないよね。

夜更かししてたわけじゃないんだね。

遅くまで起きている理由がわかりました。

それぞれの暮らしがある事が、共有できたかな。

支援者にとっても、毎度新しい気づきがあります。

ちょっと感動したのは、お父さんがどんな仕事しているか、ちゃんとわかっていたこと。

上手には表現できないけれども、頑張って伝えてくれたことで、伝わりました。

自分たちの将来を考えるうえでも、身近な大人がどんな仕事をしているか、知っているのと知らないのとでは、きっと違うよね。



こんな話を先輩たちと話しているけど、参加してみない?と中学生の後輩達も誘っています。せっかく同じ学校のメンバーが集まる場なので。先輩・同級生・後輩といった関係性の中で、お互いにもっとわかりあえて、刺激をうけて、卒業して社会に出てからもつながっていける、喜びや悩みなどの気持ちをを共有できる関係性をつくっていける場になるといいなと考えています。

ペアレントトレーニング受けてきました。

こんばんは。前回の投稿から一週間以内に一本記事あげますと言うといて、なんとなくもう一週間か?と焦っての投稿、澤井です。やはり期限日を明確に手帳に書くなり、リマインドするなりというのが大事だと気づきました。

次回は来週16日土曜までに一本書きます。

夏休み前から昨日まで5回に渡ってペアレントトレーニング+αという名前の講座を受けてきました。ペアレントトレーニング(親訓練?)の説明は引用しますのでそれでご勘弁。

ペアレントトレーニング説明

僕なりの理解としては、今回のペアレントトレーニングは新しい行動の習得支援をPDCAサイクル的なもので(目標設定、実施、振り返り、再目標設定)していくための、実践的なワークショップというものでした。

+αの意味はマインドフルネスを取り入れているところ。ストレスマネジメントというのでしょうか。やはり上手く行かないことだらけの支援や仕事、家庭(僕は独り身なので、親ですかね。。今のところ。。)なので、対象に対して怒れて来たり悲しくなったりすることはよくあります。

僕はだいたい毎日1回は何かに対して怒りを感じることがあるように思います。あんまり怒ってばかりだと私の印象良くないですね。。。

子どもに対しては基本的に怒らないです。怒っても委縮させたり、怒っている意味が伝わらない、あるいは怒っている意味は分からなくても怖いから行動が小さくまとまるというループに嵌ってしまうと思っているので。

そうした怒りや悲しみなどの感情にあまり左右されることなく、設定した目標を実現するための、ストレスマネジメントということかな。

5回講座を受けながら立てた目標設定は「スタッフさんを褒める」です(笑)

子どもを褒める、ダメ出しをしないサイクルをチームマチルダとして作ろうとしているこの数か月。なかなか上手く行かず。

そして、スタッフさんのできていないところ、私の想いと違うところばかりが気になってしまっていました。

ダメ出しモードです。

だので、そもそも一段階目の目標としてスタッフさんを褒める。

そして

褒める=肯定的に子どもに接する(ダメ出と言わずに、してほしい行動を伝える)ことを
スタッフさんに分かってもらうことを二段階目の目標にして

スタッフさんを褒めることにしました。良いところを見つけたら、すぐに伝える。


しかしね、これが悟りの道のように険しく難しい。。。

大人を褒めれな、子どもを褒める大人は作れん、褒めると言うよりできてるところ、できるところを見つけて伝える作業なのかな。ほいで、チームとしてダメダメと言われやすい子たちへの肯定的な支援が作れればいいのかなと。

最近やっと管理者として、スタッフさん達とどう関わっていくのか、あるいはマネジメントしていこうという意識が明確になり始めました。年上の人生の先輩たちにお世話になりながらなんとかやっていきたいです。ありがとうございます。ほんとに毎日。

ぺアトレならぬ、サワトレのプロセスは、また書こうと思います。

ではでは

さわい拝

医療連携がスタートしました!

ご無沙汰しまくりのかわちです。

ブログ、随分と書いてないですね。

夏休みも終わり、ようやく日常が戻りつつあります。

少しだけ、えとせとら変化がありました。

訪問看護ステーションとの医療連携がスタートしました!

瀬戸特別支援学校内で実施している放課後デイ、さくらっこ(小学部対象) と、CherryBlossom(中高等部対象)ですが、肢体不自由児が中心のデイになりますので、中には知的障害、身体の障害がともに重い重症心身障害の方が見えます。

その中には、医療的なケアを日常的にではないものの必要とする方も見えます。現在、日常的な医療ケアを必要とする方は、受け入れできていないのですが、たん吸引が日常的に必要ではない程度の方、胃ろうや経管栄養だが経口摂取がある程度できる方など、受け入れできる範囲ではご利用していただいています。

以前より、看護師が在中していると・・・・という声はご家族・現場スタッフから多く、採用できないかと試行錯誤した時期もありましたが、色々な声を総合すると。

「小児は・・・・」
「ひとりは・・・」

看護師さんの声としてあがってきたものです。

やはり、小児のケアは看護師さんにとっても不安(わからない)が強い様で、なおかつフォローする先輩看護師がいるわけでもない、一人看護師状態となると、よほど現場経験のある人でないと難しいのだろうと思われます。

介護士でも研修をつめば、たん吸引・経管栄養は制度的には可能となっていますので、まだそういった現場が作れていれば、違うのかもしれません。

我々、デイスタッフにとっても医療ケアの実施へのハードルは高く(不安強い)、やはり「医学知識の乏しさ」「よくわからないリスク」「看護師のバックアップが欲しい」ということから踏み出せずにいました。

しかし現場では、医療ケアが必要になってきたこども達は確実に増えてきており、これまでやれていた支援、充分な受け入れが出来なくなってきてしまう事も出てきました。


放課後デイサービスの中には、「医療連携体制加算」という加算があります。

少し前から、ここに着目し、実際可能なものなのか?ということを調べていました。

地域の訪問看護ステーション等医療機関と連携し、看護師が事業所を訪問し医療的なケアの提供、または、看護師が介護士による医療ケアの指導をした場合に算定できる加算です。

調べるほど、「無理だろう・・・」と思ってしまいます。

まず、実施しているところをほとんど聞きません。児童発達支援という仕組みの中で医療ケアの必要な重症児の放課後デイを実施しているところはありますが、放課後デイという枠組みで医療連携加算の中で医療との連携をはかっているところは、かなり少ないのではないかと思われます。放課後デイ、様々な加算がありますが、それぞれ実施しようとすると色々な届け出をしなければなりません。ところが、この医療連携については、参考書式も提示されていない・・・・。やるところ、ないんだろうなぁと実感。

というのも、加算単価「低っ!」 

障害児ひとりにつき 5000円/日  

2人以上~8人までの場合 2500円/日

訪問看護ステーション、訪問1件あたり倍ぐらいの単価になります。

加算分をまるまるお支払したとしても、割りに合う仕事ではありません。

「やってくれるところ、ないだろう・・・」とあきらめかけていました。

それでも、現場のニーズにおされ、一軒だけダメもとで相談してみました。


柊訪問看護ステーション
http://blog.goo.ne.jp/hiiragi1225

この地域で、小児の医療ケアといえば、ここでしょう!

デイの利用者もたくさんご利用になっています。

数年前より、瀬戸・旭医師会の在宅医療介護連携推進協議会主催で「もーやっこジュニアの広場」というイベント兼研修会が行われていますが、野田先生とともにその中心的な役割を果たしておられます。

このイベントには、「医療ケアを必要とするこども達やご家族が外に出られる機会をもてるように」という願いがあります。呼吸器などを日常的に使用されていたり、吸引が頻繁に必要なお子さんにとって、外に出かけるという当たり前のことも、とんでもなく大変なことになります。

医療職(ドクター、看護師等)が見守る中、安心して過ごせる環境の中で、ご本人・ご家族ともに楽しんでもらえる企画をたくさんのボランティアスタッフとともに準備しています。また、その機会に小児に少しでも関心のある医師・看護師が、実際にケアの様子などを見ることが出来たり、ベテラン看護師のもと一緒にケアに関われたりする機会を提供する研修会も兼ねており、在宅小児の医療にかかわる医療職が少しでも増えてくれればという目的で開催されています。かわちもちょっとだけお手伝いさせてもらっています。

通常業務の他にそんな企画・運営の中心もになっているため、当然お忙しい方々。

でも。。

なんと即、OKしてくださいました!医療を必要とするこども達の暮らしのために。

7月終わりに相談したにも関わらず、夏休みが大変だろうからと、8月から実施できる段取りをつけてくださいました。

逆に、こちらがスピード感についていけず(^^;)

やりはじめて気づく事、わかる事もあり、自分たちがいかに準備不足だったかを痛感しています。医療用語、器具の名前一つとっても「わからない」「調べる」の繰り返し。

見切り発車もいいとこ、ご家族にも申し訳なさいっぱいですが、とにかくスタートしました。

スタートできたのは、もちろん連携先が柊さんだから。

安心感が違います。

柊さんにおんぶに抱っこ感満載ですが、一歩前進。

医療ケアが必要な為、半日しか受け入れ出来なかった方が、一日過ごせるようになったり、スポットで吸引してもらうことで、呼吸が楽になったり、嚥下がしやすくなったりするこども達。

まだ色々準備したり整備したりしなくてはいけない事たくさんありますが、こども達が安心して過ごせる場になるように。

1歩ずつ進んでいきたいと思います。


二か月ブログを書かないことは、まずい。

こんばんは。マチルダの管理者をしております澤井です。

先日行きつけのラーメン屋のカウンターで個人事業主仲間と思われる紳士淑女が
1人の事業主さんにブログは

どんなことでもいい、
花が咲きました、
お客さんからこんなものをいただきました

何でもいいから継続してアップした方が良いという趣旨のアドバイスをしていました。

思わず話に混ざりそうになってしまいました。全然書いてませんけど。。。と

さて、本当は
お子さんの支援、親御さんの支援で感じてることを書こうかなと思ったのですが、

まだまとまってないので、一週間以内に書きます。

ます。と言いたくないけど、ます。と敢えてしました。


あるいは、最近受けてるペアレントトレーニングについてでも
いいのかなと。

少し前に、
短期目標が結婚、長期が嫁と子どもと釣りと会議で話したら
短期が彼女作りでしょ!?と突っ込まれてしまい

ああ そうだな なるほどと思った次第。

明日の夜浜名湖に先輩と釣りに行くことにしたので、
ちょっと支度します。

さわい拝

東海若手起業塾なるもの

おやすみなさい。マチルダの澤井です。

別に法人から独立しようなんて、まったく思ってません。卒業するとしても40歳くらいかなと思ってます。卒業するにしても法人が嫌になるとか、人間関係がとかではもちろんないです。

今おるとこで全力を尽くす。できやんかったら、どこでも同じだげえと

自分によく話しかけます。もちろん、休憩も睡眠も大好きです。

私が勝手に大好きなヘルプの管理者の加藤には

いっつも眠たい顔しとるがん。休憩ばっかだがね、澤井さんと
冗談半分、揶揄半分言われました(笑)

おっしゃる通り

休憩せんときはほぼせずに とれずにやるよと心の中で思いましたが

ああ 愚痴が。。。

まあ、澤井なりにやれるだけやってみました。全力かはわからんすけど、
達成感あります。受かるかは分からんけど、自分の力は出せるだけ出しました。

何にも実行段階にもない、夢でしかない事業起ち上げ

法人職員として、代表から移動命令をもらう形でもなく

自分から立ち上げに0からやりたいという気持ち

何度も言いますがまだ夢です。ハコも事業計画もまだ何もありません。

ただ東海若手起業塾なるものがあり
http://www.tokai-entre.jp/

事業計画を考えるために、ただエントリーシートを書いてみただけです。

もしも一次選考通ったら、
研修後に刀削麺がある中華料理屋で
打ち上げに参加できるらしいのが
楽しみの一つ。

もう一個は、ブラッシュアップ研修で
とてもとてもスゴイ人の研修を
ただで受けられるらしいです。

「スゴイ人」 「ただ」

きゃー!!!!

スゴイ人!!!!楽しみ

お家に帰ってビールを飲んで寝ます。

さわい拝

明日はロングスライダーの日ですが。。

お久しぶりです。マチルダの澤井です。この前、知り合ったばかりの方でえとせとらのブログを見てくれた方から、マチルダって何ですか?プリズムってなんですか?と尋ねられました。

あ。マチルダを知ってる人前提にブログ書いているぞと初めて気づきました。。。

ということで改めまして
特定非営利活動法人えとせとら 放課後デイ マチルダ 責任者の澤井です。

明日は大府まで行くのですが、雨です。
ちょと無理そうなら、もう室内でプロジェクターとDVD使って
マチルダ映画館化計画かなとも思いますが、、

しかし↓準備はしました。。。
手順書です。
写真(絵)情報が得意な人のために左列を
文字情報あると助かる人のために右列を
用意しました。

まだ詰めが甘い部分は多いですが。

今日はこの辺でやめます。

写真はちょっとピンボケ、ロバートキャパみたいで
かっこいいでしょ。

おやすみなさい

さわい拝




PRISM社会人研修生 実践発表 FINALで気づいたこと

お久しぶりです。マチルダの澤井です。

一年間強、月に一回研修に参加させてもらった総決算として
3月26日に半田アイプラザというところで、70人くらいのお客さんを
前に澤井の実践を発表させてもらいました。

あまり詳しく書くと個人情報に差し障るので、軽くだけ実践の中身を説明します。
トランポリンとハンモック買いました。
代表が連携=情報共有してくれました。
これだけです。ざっくり言えば。

あとは、自分の内面への気づきです。
困った行動に直面したとき、澤井はそんなに仏様のようにはいられません。
だから、
子どもに言うことを聞いてほしい。コントロール
なんで聞いてくれないんだ。批判
スタッフさんに支援ができる自分を見せたい。優位性の確認
無能と思われると考えると沸いてくる恐怖。不安感
などたくさんの感情が澤井の中で渦巻きます。

そこで、私の内面のポジティブは何か?
エネルギーを問題解決に注ぎ込もうと一生懸命になれるところです。(よく言いすぎかな(笑))

支配したい、批判したい、優位でありたい、怖い、自分は最低だと後悔した後、
自分なりにできることをしたい、やろうと思えた。

そこが僕の強みでしょう。煩悩を抱えているが、そんな自分に向き合おうとする。

そして、そんな等身大の自分から
「子どもの本当の願い」は何なのか?考えて、

自分にできるのは
関係機関と連携して
具体的な支援方針に落とし込み
チームで問題解決に当たる

そんな結論の発表でした。

澤井、ほんの少しだけ優しい支援者になれた気がします、最近。この発表のおかげで。

でも、「困った」行動を解決してあげられないし、僕も困るときがよくあります。
そして、子どもが何に困っていて何をしようとしているのか、
ここがなかなか分からんのです。

傷つけてしまっているなあ、いかんなああと春休みになってからずっとそんな毎日です。

ちなみに、今スーパー元気です。
土曜日に「ムーライト」というアフリカンアメリカンの同性愛についての、詩的な映画を見ました。男性的なマッチョイズムを求められる社会での同性愛について、そしてピュアな恋愛を見れて澤井は超ワクワクしました。これぞ映画だと。

日曜日はデビットフィンチャーの「ゴーンガール」を見ました。一度見たのも忘れて、また見たら、あ見たことある!!と。フィンチャー好きなんですよ。ブラピの「セブン」、「ファイトクラブ」、それから「ゲーム」とかサスペンスですよね。

そんなこんなで寝て食って映画見てな週末でした。スーパー元気だ。

では また

さわい拝

PRISMの意味や実践発表のお知らせ3・26(日)

お久しぶりのマチルダさわいです。
児発管です。責任者です。大変です。がむばっています。

この研修に応募して、1年間学び、実践して僕は変わりました。
(変わったというよりは、自分の内面を今までより深くしることができたというべきかもしれません。)

余談
代表かわちに2,3か月前に「プリズム入って僕どこが変わりました?」って聞いたら
仏のかわちは笑顔で「どこか変わったことある?」って聞いてきました。
ちょっと怒れてしまいました。(笑)嘘でもいいから、そこは変わった点を伝えてくれと。
自惚れてまた一生懸命やるから。まあ、どちらにせよやれるだけぼくはやるだけではありますが。

やれるだけやる僕は一年前プリズムに応募したのです、変化を求めて、専門的な学びを求めて。
そしてたどり着いたのは、本人の気持ちや願いを大切にできるか、自分の支援の理念はなんなのだ
そういうことだと思います。専門知はツールなので使い方を間違えやすいです。おそらくそれより、
ベースにあるのは、思いやり優しさ、そして自分への厳しさなのかもしれません。

そんなプリズムの実践発表があります。詳細は↓をご覧ください。私、さわいの所属するマチルダでの支援の発表になります。

PRISMの意味はたしかこう
Positive           
(ポジティブ 肯定的に関わろう)
Respect          
(リスペクト 発達障害のある人に敬意を持とう)
Independence
(インディペンデンス 自立的な生活が送れるように支援しよう)
Silent Teaching
(サイレント ティーチング できるだけ静かに教えよう)
Maintenance of Support
(メンテナンス オブ サポート 支援の継続性を考える、継続的な支援を行う)

ぼくの一番好きな言葉はサイレントティーチング。
ダメ出しや怒られるの嫌じゃないですか。

発達の人らはある意味才能に溢れてる。目に見える形でなら動けるんです。
耳で聞いて分からん時でも。

だから、大きな声で伝えなくていいんです。小さな声で大丈夫。喋らなくても大丈夫。

彼女ら、彼らが自分を大切にして尊厳を持って生きていける
サポートを目指しているつもりです。
言うは易し。。



PRISM 社会人研修 実践発表 FINAL のお知らせ

▼第1部 研修講師  記念講演  
「支援者養成での気づき〜研修生との10年を振り返って〜」
早川星朗(ロイヤルベルクリニック PRISM 医師)
 *今年で10年目、最後になるPRISM社会人研修。10年間の研修生の養成で気づいたことは何か。研修生自身の中から湧き出る、支援を通しての自分の本当の願いは何か?という問いかけに気づくことの大切さを中心にお話しします。そして、発達障害の支援者として次の10年の道を発表します。
▼第2部 社会人研修生の実践 メインテーマ「気づき」
1「机の上に登る子の支援での気づき」     
  澤井直樹(放課後等デイサービス職員)

2「不適切な注目行動に対する支援での気づき」 
  宮本佳輝(放課後等デイサービス職員)
3「歯磨きのための環境調整での気づき」    
  榊原実希(作業療法士)
4「子どもの思いを大切にする支援での気づき」   
  萩原愛 (保育士)
5「子どもと共に笑顔になるための支援での気づき」 
  日比聖子(小学校特別支援学級教諭)
▼日時・会場:
2017年3月26日10時〜12時 アイプラザ(半田市役所前)
▼お申し込みはメールにて 代表者お名前、参加人数、職種またはお立場を明記して下さい。
件名は「実践発表参加希望」と入れて下記宛先までメールでご連絡下さい。
受講番号などをお知らせ致します。先着100名様、無料で参加して頂けます。
  prism201703@gmail.com まで

さわい拝

書道展2017

今年もパルティせと 3階交流スペースにて、

えとせとら書道展を絶賛開催中。

2月25日の17:00まで展示します。

お時間ある方は是非!



新年になりました。

お久しぶりです。マチルダの児発管、さわいです。

1月4日から半年マチルダの責任者をしてくれた代表かわちが
チェリーブロッサムの責任者になりました。
その空いたポストに澤井が昇格しました。。。

マチルダ立ち上げから
ベテランのえもと→
われらが社長さんかわち→
こわっぱの澤井へと責任が移ってふと思いました。

ぼくに務まるのかしらん???汗
しかし、なるようにしかならないので、
できうるかぎり二人の前任者の素敵な部分を見習いながら
一所懸命やっていこうかなと思っています。


今日は職員のいとうが企画してくれて近所のモスバーガーに歩いて行ってきました。













14:30ごろだったでしょうか。混んでるかな?みんな注文できるかな?

とドキドキしながらも、

事前にいとうがモスのメニューを用意しておいてくれて
出発前に子ども達にメニューを見てもらえました。


また、写真付きの工程表も用意してくれていました。

心配もしていましたが、なんとかなるかなと思っていました。

無事にみんなで席に座れました。総勢14人(大人と子ども)


みんなでモスで軽く食べた後は、

公園に行きたいというリクエストがあり、帰り道の公園に行きました。


明日は春日台特別支援学校の始業式なので、明日を乗り切ったら

一息つけるかなと。間に正月休みがありましたし、

それほど大変ということもなかったかなとも思います。






何よりも視覚的に分かりやすく予定をお伝えすると
言葉で分かっていそうに見えるお子さんでも
より安心して積極的に活動していただける感触があり

モス企画は
冬休み最後の日に相応しいプログラムだったかなと
僕たち職員も初めてのモスプログラムだったので
緊張もしましたが喜びも一塩でした。

児発管のさわいくん(笑)