ぐりとぐらのカステラ

こんにちは。

マチルダの澤井です。

学生スタッフの女の子がこんな企画をしてくれました。
いいでしょ。
長く仕事してると、アイディア枯渇してくるんです。
ぼくなんてマス釣りぐらいしか思いつきません。

ぐりとぐらのカステラということでしたが、
ぼくは勘違いしてぐりとぐらのパンケーキと呼んでました。

食べる前には、そのスタッフさんが
ぐりとぐらの絵本を読んでくれました。
凄く熱心に聞いてくれる感じでもなかったけど
みんな思い思いに絵本を見たり立ち上がったりしながら
その場にいました。

参加ですね。

それと

いいなあ

と思ったのは

大人もこの絵本好きなんですね。

大きな卵を持って来て
大きなフライパンを使って
みんなでカステラ作ることは
なかなかできないけれど

大きい卵と、
大人の顔がファンタジーに笑顔になるのが
印象的でした。

さあ、お弁当も食べたし、お昼からがんばりますか。

さわい拝

場所の移動ができました。

こんばんは。マチルダの澤井です。
写真はいわゆるトランジションカード(移行カード)というものを真似て作りました。勉強仲間のHさん、参考になりました。パクリちゃう、サンプリングや。。ありがとうございます。




今日は写真のグッズを作ってみました。

構造化で言う場所の1:1対応ということがずーっとやりたくて、できていなかったので、試しにやってみました。

自閉症の人にとって、切り替えというのは難しいものだと思います。遊んでいるおもちゃをやめて、と伝えてもなかなか終われない。そんなことありませんか。ぼくはよくあります。
それは、終わるタイミングというのが定型発達(いわゆる健常の人)だと、なんとなく分かるのですが、なんとなく分かるって難しいことではないでしょうか。
目に見えない時間や間を読まなくてはならないので。

構造化では(ぼくの解釈の構造化では)
場所の意味付けを一つ、1:1にすることで、切り替えや移動がスムーズにできると考えます。例えば、ご飯を食べる机、自分一人で課題や宿題をやる机や部屋、遊ぶ部屋、大人に教えてもらいながら課題に取り組む場所などのように、ひとつの場所にひとつの目的、意味があると、自閉症の人には非常に分かりやすいということです。

逆に、ご飯を食べるところも、勉強するところも、遊ぶところも、全部同じ机だと分かりにくいそうです。いつからいつまでが、ご飯の時間で、いつからいつまで勉強するのか分かりにくいということです。

だから、場所ごとにやることが明確だと取り組みやすいという考え方を構造化ではするようです。


今日試した写真のスケジュールは、課題用のスケジュールです。課題用スケジュールには二個の課題の写真を貼っておきました。
一方で、マチルダで過ごす一日の流れのスケジュールに写真の黄色のカードを貼っておきました。

ポイントは課題部屋のパーテーション(間仕切り)が黄色で、課題用のスケジュールも課題部屋の一つの机に置いておきました。そこで、一日の流れのスケジュールに写真の「きいろ」のカードを貼っておきました。そのカードをはがして、課題用スケジュールの封筒(おなじ「きいろ」の絵が貼ってあります)に入れてもらいます。

課題用スケジュールと一日の流れのスケジュールをスタッフさんに写真を撮ってもらい、お迎えの車内でご本人に見てもらいました。

さて、結果はこちらの思惑通り、「きいろ」のカードを持って机に移動して、「きいろ」の封筒に「きいろ」カードをいれることができました。また、課題にも取り組んでもらうことができました。

その後は余暇になるので、ご本人のしたいことをして過ごしてもらいました。すんなりやってくれたらしいのですが、がんばったら楽しいことがあるという環境でやることも大事なのかなと。

ただ動きづらい人を動かすために、「きいろ」カードを使いたいのではなく、将来簡単に移動できるようになると、ご本人も支援者も楽になるのではと思ってやってみました。

しかし、文章で説明するのはとても難しい。。。

質問ある人は直接聞いてください。
それでも上手く説明できないかもなので
見学来てください。

さて、今日は帰りますわ。意外にはかどりませぬ。

2018年のご挨拶

遅くなりましたが。

あけましておめでとうございます。


今日から、えとせとら 営業再開です。

大きく体制の変わった4月から、あれやこれやと職員が働きやすい職場づくりを目指し、試行錯誤を繰り返しながら、あっという間に年が明けてしまいました。

自分にない視点やノウハウを取り入れるため、組織作りのコンサルタントの力を借りています。

職員と一緒に、法人の問題の核心に触れてみたり、蓋をしてみたり、向き合ってみたり。10年以上培ってきた良いものと、悪いものとを少しずつ明らかにしたり、整理したりしながら、暗中模索状態ではあるものの、前に進んでいるものも確かにあるはずです。

超高齢化社会にむかい、労働人口は減少の一途をたどっています。職員の定着と人材確保の問題は、私たちにとっても大きな課題となってきています。

自分らしく 暮らしやすい 街をつくっていくために。

そのために必要なサービスを届けられるよう、組織をつくること、障害のある方と関わりたいという人を育てること。

今年もこの2点に全力を尽くします。

本年もどうぞよろしくお願いします。

えとせとら 代表 川地