中高生のデイなのですが、みんなの希望を聞いて、やるようになった企画です。
何を見たいかは、自分達で話し合って決めるというような形にしています。話し合いの場を持つというのもひとつの経験や学びになるといいよねぇ、というスタッフの意図があったようですが、毎回なかなか決まらない、見たいものがあるのかないのかタイトルがあまり上がってこないとのこと。
スタッフの話から推測すると、決まらないのではなく、「決め方を知らない」、タイトルがあがってこないのは、「情報不足」じゃないかと。
みんなで話し合ってひとつのことを決めるのって、なかなか難しいものです。
皆優しいので、遠慮したり、譲り合ったり。
それでも決められた時間、期間内に決めなくてはいけないことも世の中には多く、話し合って決まらなかった時に最後に決める方法を知っているか、取り入れられるか、それは経験や学びによるところも大きいのだろうと思います。
また、私達が普段から触れている情報量よりも少ないなかでの暮らしにはなりがちだと思うので、映画も急に聞かれてもすぐには出てこないように思います。
そこで、ちょっとテコ入れしました。
「決まらない」については、相談時間を設定のうえ、決定方法も合わせて提案しました。
「情報不足」については、映画鑑賞の日に合わせて、事前にどんな映画をみたいか、スタッフからの情報提供も合わせて、沢山の案が出ていました。年の近い学生スタッフからは、興味の範囲も近いこともあり、色々な映画の紹介、解説をもらっていました。
さらに。車椅子のお子さんが多く、対応車両もないため、なかなか皆で外に出かける企画もたてられずにいたのですが、一人なら軽のタントスローパーがあるので、本部から拝借してきました。代表者を一人決めて、レンタルしてきてもらうためです。
そんなこんなで迎えた当日。
決めてもらったのは3つのこと。
①1番みたい映画
②1番がレンタル中だった時のための2番目の映画
③レンタルしてくる人
あれがいいんじゃない、こっちが見たい、ワイワイ結構もりあがっていました。
スタッフのたまにはこういうのもいいんじゃない?(感動する系)の誘導にも「ちょっと静かにしてください」
はい、ごめんなさい。全くその通りです。
①、②については投票、③についてはあみだくじで決めていました。
一時間ぐらい時間とってましたが、事前に候補を出し合っていたこともあり、30分ぐらいで決めていました!
決まったのは「銀の匙」。
次点は「名探偵コナン」最新作。
代表の人とレンタルに行き、無事 銀の匙 借りてきました。
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