日曜日、隣市で開催されていたシンポジウムに参加してきました。
瀬戸養護学校で放課後支援の委託をうけ、4年目。
ありがたいことに、多くの方にご利用いただいています。
ただ、日常生活的に医療ケアを必要とする方の受け入れは、できていません。
平成24年から、介護職員においても特定の要件をみたせば、痰の吸引や経管栄養に関し、一定の範囲内であればできることになりました。
僕らがまだ受け入れできない理由は、色々ありますが、一言でいえば、事業所としての準備ができていないということになります。
シンポジウムの中で、若い親御さんから訪問看護やヘルパー以外利用できる支援がないという話があり、日中一時支援や放課後デイでは、受け入れ先が見つけられないということでした。
瀬戸養護に通って見える医療ケアを必要とする方にとっても同じであることは、容易に想像できます。
また、今現在支援している方においても、近い将来医療行為を必要とする方がでてくるのもわかっていることです。
日々の支援や業務に押し流され、そういった方の存在を忘れそうになってしまう自分がいます。
僕ら、えとせとらの目指すものは、障害のある方やご家族が、地域で自分らしく生きていける様な街づくりであったり、仕組みをつくることです。
まだまだ、社会で受けとめる形ができず、色々な人とふれあい、主体的に生きていくという暮らしを送れずにいる方がたくさんみえます。
福祉の世界は、待っていれば誰かが何とかしてくれるなんて言う事は、救世主的な人でも現れない限り、難しいです。
やっぱり、気づいた人が動かないと。
そういう法人でありたいと思っています。
かわち
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