連続研修会

発達支援室主催、あいち発達障害者支援センターを講師に迎えての、研修会に参加しています。


瀬戸市の保育園の巡回療育研修の一環なのか、参加者は僕以外ほぼ保育士の皆さん。


皆さん、仕事を終えて駆けつけているわけで、保育士の方の勉強熱心さには頭が下がります。


今は障害児枠のある保育園だけではなく、すべての保育園において発達の気になるお子さんが多数いるようで、それだけ現場における学習機会へのニーズが高いことの裏返しのようです。


初日は、発達障害の障害特性について。

よく3つ組と言われる、社会相互性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害について、みっちり勉強しました。


発達障害についての講座は、僕もこれまで何度となく受けていますが、やはり名のある講師に共通しているのは、この特性理解についての講義を絶対に行う事です。



世の中的な期待値は、不適応行動等にどう対応するのかというテクニカルな部分が大きい様に思いますが、やはり有名な方ほど基本となる障害特性の部分を重点的にお話しされます。


そこがわかっていないと、どんな技術を学んでも良い効果を得られないということの現れですね。


特性理解だけに絞った研修会だったので、具体的な話がおおくあり、自分が関わっている方達の行動等と照らし合わせながら、じっくり学ぶことができたように思います。


自分の事業所を振り返った時、やはり特性理解が十分でないがために行き詰っている支援があるように感じました。


スタッフにも伝えたいなと思い、ちょっと提案したところ、わりとよい反応が返ってきたので、是非やりたいと思います。




先日は、事例検討にも参加してきました。


保育園に通園しているお子さんのケースについて。午前中は、事前情報に基づき観察。


お昼を食べた後、それぞれのお子さんの現在の支援や、状況等についての意見交換が行われました。


今回参加したのは、えとせとらで未就学のお子さんの支援が増えてきたこともあり、発達の視点としてどんなふうに子どもたちを見ていけばいいのか知りたかったからです。


やっぱり保育士さんはみているところが細かいなぁと感じました。

育ちに関わることだから当然かもしれませんが、普段僕らは生活の支援を中心に行っており、発達支援についてはちょっとおろそかにしがちだなと反省しました。


事例の中には、ちょうど就学前相談の時期と言う事もあり、卒園後のことも考えているということで、福祉的な支援を検討して、情報を集めているということでした。


参加者は、保育士さんと学校関係者であり、唯一の福祉分野からの参加でしたが、ここまであまりお役に立てていませんでした。


おぉ!こっちの領域の話じゃん!ということで、はりきってお話してしまいました。


情報提供と言う形で少しはお役に立てたかもしれません。


ほんとに、色んなご家庭の状況が出てきていて、それぞれがそれぞれの得意分野だけでなんとかしようとしても、縦割りな形では対応できないケースが沢山出てきています。


分野に関わらず、色々な関係者がつながっていき、ネットワークの力で支えていく形がもとめられていることがわかりました。


まっとつながろまい!瀬戸市の自立支援協議会の理念でもあります。


またそれについては、おいおい書こうと思います。


川地














ご報告

今日は、ビッグニュースです。


長年えとせとらの大黒柱として頑張ってきたオカですが、


7月2日より産休に入っておりました。





そして、





7月25日、6:50  

無事、出産しました!


予定日の8月2日より、早かったですが、3330g 元気な男の子です!




うぉっ、両親のDNAなのか、すでに美形。


名前はこれから命名するようです。


オカからは、


『母第一関門突破!』   と連絡ありました。



最近は、皆様より「もう生まれた?」と聞かれること多かったこともあり、


ここにご報告させていただきます。


とにかく、オカさん、本当におめでとうございます!


共感

ちょっと前の中日新聞の記事


特にデータをもっているわけじゃないけど、わりと支援の現場ではわかっていることじゃないだろうか?

発達障害のある方達には、アニメや特撮ものをこよなく愛するひとがいる。

外出支援などでご一緒すると、その話でもちきりだったり、映画を見に行ったりすることがある。

ヘルパーにとっては、あまり興味の薄い分野であっても、回数重ねたり、それなりに情報あつめたりするなかで、まぁ、そこそこ話はできるようになったりする。わからないことは尋ねると詳しく教えてくれる人もいる。


最近の若いヘルパーは世代も近く、アニメを普通にみている者もいて、最初からそれなりに会話が弾む?者も多い。

そんな中にあり、他のスタッフとは一線を画するヘルパーがいる。

そのヘルパーには、利用者ご本人から指名がはいるのだ。

いわゆる『おたく』要素を備えたヘルパーだ。

なぜかといえば、僕らものように上っ面な知識による会話ではなく、もっとコアな部分での話ができるからのようだ。

やはりご本人達は、特性を最大限に活かし、知識的には極めてしまっている。

だから、その極めた部分を共感できる相手を求めているようだ。

もう、話しをしていると表情がちがうしね。


今年にはいり、何人かの方達が、学校を卒業して一般就労したり、就労系の事業所に通いだしている。

就労系だけあって、あまりアニメの話もできないらしい。

その分、えとせとらに来た時には、ひたすらしゃべっている。

したい話ができないのは、なかなか大変だよね。そういうストレスケアって仕事を続けて行くうえでもとても重要だというのが、最近よくわかってきた。