今月、発達支援室がおこなっている保育園の巡回支援に参加しています。
障害児担当園の2園に参加しましたが、
ともにそちらの枠組みで通園しているお子さんではなく、
クラスの発達の気になるお子さんのケースについて。
午前中は園での様子を観察し、午後からケース検討の流れです。
瀬戸市の保育園の過ごし方の流れを教えていただき、
ちょっとずつですが、保育園の事がわかってきているところです。
毎回参加していて思うのですが、基本的には自身の勉強のためですが、
その中で、何か出来ることはあるかなぁと。
えとせとら、サービス提供はわりとできるようになってきましたが、
地域に何か還元していく事はちょっと苦手としています。
ただいま、この巡回支援の中で、自分が生活支援の分野で
培ってきた事を何とか還元できないか、模索中。
最近ちょっとだけ分かってきたのは、保育士さん達が知らない、
子ども達のその後や家族支援のことを伝えていくということかなと。
僕らは、ライフステージの部分的な支援をしているわけではなく、
望んでいただきさえすれば、彼らの人生に一生
寄り添っていけますし、ヘルパーとして家庭に深く関わって
行くことも多いので、それらはひとつの強みだなぁと思っています。
発達支援室からは、そんな期待(ちょっとだけプレッシャー)を感じつつ。
引き出したくさん持っとかないと(+o+)
保育の現場は、生活習慣と集団活動を身につけることが
メインとなっているように思います。
最近は、働かなきゃならないママが増えている事もあり、
0歳児保育からずっと保育園ということも珍しくないそうです。
確かに我が家もそうです。
集団の場でないと、身につけられない事もたくさんありますし。
保育園における役割って、昔よりもたくさん求められているようです。
保育士の皆さんは、延長保育なんかもあり、とっても忙しい現場の中で、
それでもとても工夫されているのがよくわかります。
対象になっているお子さんは、障害の診断のあるお子さんではなく、
あくまで発達の気になるお子さん。子どもの発達段階と、特徴を加味し、
なにをどこまで求めていくかのさじ加減はとても難しいと思います。
ついつい、求め過ぎてしまう、または結果的に
求め過ぎてしまっていたのは、僕もよくわかります。
発達につまづきがある場合、それが何処からきているのかをアセスメントし、
特性理解の視点から気づきをうながし、支援の在り方を見直していく。
また、保育士さんもお子さんもすごく頑張っていて、4月や前年度から
比べると随分成長してきているのだけども、今を見ていると
なかなかそれに気づけなかったり。
部外者の視点がはいることで、そういうことに気づく機会がもてる
のは、とても意義のあることだと思います。
そんなことが、この巡回支援の中で行われています。
保育園から見える、パンダの壁画。
企業の倉庫の裏側の壁です。
子ども達のためにかかれているそうです。
肝心の企業は、最近かなり縮小してしまいましたが、
それでも壁の塗り替え時に新たに描かれたそうです。
かっこいいね!
近所の保育園なので、うちの子も散歩のときに
いつも見ています。
かわち