毎度おなじみのテーマで、毎年やっています。
内容もちょっとずつバージョンアップ。
ヘルプ、日中一時、移動支援・行動援護、放課後デイ、肢体不自由児放課後デイ、どこの現場においても、自閉症スペクトラムの方々の支援は課題になっています。
多いのは、特性をうまく理解できていないがために、支援の方策がたてられていないかったり、的外れになってしまっている事。
とっても基本的なことの反復学習なのですが、繰り返し学び、現場の実践や評価に落とし込んでいかないとなかなか身について行きません。
自分も偉そうなこと言ってはいるものの、まだまだうまく見立てを立てられないこともあります。
常勤職員は当然のこと、アルバイトの登録スタッフ含め、特性についての共通理解を高めていきます。
2本目。
昨年は、特性理解とセットで氷山モデルをやりました。
ただ、最近各現場における誤学習からくる困った行動が課題に挙がってきている事もあり。
いわゆる「困った行動」や、誤学習の仕組みを知ってほしくて、行動の機能分析と行動の原理の「さわり」をやりました。
応用行動分析、知っているのと知っていないのとでは、とんでもない違いです。
自分もまだまだ勉強しなくてはいけないですが、ちょっとずつでもスタッフにシェアしていかないといけないので。
研修を受けたスタッフの反応を見ながら、話すことを少し変えたりしながら調整もしつつ。
同じ日に全員が集まる事はまず不可能なので、曜日・時間を変え、4日に分けて実施しました。
反応は上々で、一番多かったのは「もっと早く知りたかった」という意見。
ですよねぇ~。
今回は、サワリしかできなかったので、また次回も行動分析の研修をやりたいです。
困った行動を、適切な行動に変えていくための支援。
自分もしっかり勉強しなくては~。
全然話は変わるのですが。
毎朝息子が保育園に行く前の20分ぐらいの時間は、父子で一緒に遊ぶ時間となっています。
あそびたい盛りの息子は時間になってもすぐに保育園に行く準備に移れず。
そんなわけで、携帯アプリでタイムタイマーをダウンロード。
終わりの時間が目で見て分かるでしょ~!と、ちょっと、どや顔で使ってみました。
すると、なんと意外な反応が。
「保育園でいつも使ってるよ」
「い、いつ使ってんの?」
「お片付けの時とか、外遊びの時とか。」
「へ、へぇ~。」
そういえば保育園巡回に参加した時に、使っている場面こそ見たことないけれども、結構置いてあるの見た気がする。
瀬戸市の保育園、発達支援室が巡回支援に入るようになり、普通にスケジュールが目で見て分かるようになっていたり、タイムタイマーで時間や終わりが目で見えるようになっていたり。
構造化されていくと、誰にとってもわかりやすくなるというのは、まさにこういうことですね。
息子は結構気に入っているようで、今日もタイムタイマー使ってぇとお願いされました。
保育園に出かける準備は・・・・ちょっとだけ早くなったかなぁ。
カワチ
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