相談支援従事者研修

昨日、今日と愛知県が主催する相談支援従事者初任者研修の最終講義でした。


障害者自立支援法が改正され、この数年のうちに障害福祉サービスを利用する

すべての方に、サービス利用計画が導入されることになります。


放課後等デイサービスや身体介護・行動援護などのヘルパーを利用する

児童にも導入されます。



介護保険で言うところのケアプランに当たるものですが、このケアプランを


立案するにあたって相談支援従事者研修を修了する必要があります。




今年度かわちはこの研修を受講しており、


今日ようやく修了することができました。



業務をこなしながら、うんざりする量の演習課題。


ここ数年では久々に「キツイ」と思いました。







でも、この研修には、たくさんの学びや気づきがありました。


私たちが普段立てている個別支援計画は

サービス事業所からの視点で作るものですが。

生活支援という性質からより多くのご本人の状況

家庭環境を知る機会があります。


家庭における状況においては、学校や施設よりも把握している自負もあります。


知っているからこそ、ただの外出の支援や、入浴の支援だけの計画ではなく、

全体の生活に及んだ計画を立てようとしてしまいがちです。


でも・・・・・。


そうするには、僕らは知らない事がたくさんあるのだということを痛感しました。


ご本人の生活全体を組み立てるには、日中一時でどう過ごしたいのかという


小さな話ではなく、


ご本人が「どう生きて行きたいのか」、


夢や希望、想いをしならなくてはなりません。


また、自分たちが知っている以外の時間において、どんな生活を送っているのか。


どんな人たちが関わっているのか。


実際に、連絡をとったり、見に行き話を聞くでわかることが沢山ありました。


そういった中で作られる、ご本人の夢や想いを実現するための道しるべが


サービス利用計画なんだと学びました。


大きな幹(サービス利用計画)があり、枝葉であるケアプランがある。


今までもやっとしたものを感じながら、プランを立てていましたが、


今回の研修で随分すっきりすることができました。



今回、演習課題にとりくむにあたり、一組のご家族にご協力いただきました。


本当にありがとうございました。


今回の学びを必ず、お返しできるようにしていきます。





             

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