巡回療育支援は、各園からあがっている発達の気になるお子さんの様子を観察し、支援室を中心とした外部スタッフ(心理、保育士、保健師、福祉等)とともに支援方法について検討する場です。
この時期に参加するのは初めてでした。
だいたい夏以降に参加していたので、園児達もあらかた落ち着いているのですが、この時期年少児については入園してそんなにたっていないこともあり、お母さんと離れて過ごすということ含め、まだ慣れていないお子さんも何人かいました。
ちょっと驚いたのは、多国籍なこと。
地区によりますが、多いところだとクラスに5〜6人みえます。まだ日本語もわからないお子さんもいるので、文化の違いもあり、保育士さんはなかなか大変です。
今回みさせていただいたのは年少児。
視覚支援が有効だったとあったので、どんなことがあったのかという話があり。
入園当初、一日の生活や保育園で過ごすことが理解できず、『お母さんに置いてかれた!』と一日なげいていたようです。
言葉での説明ではなかなか理解できなかったようで、その場で一日の流れを絵で書いて見せたところ、チラッとみただけだったようですが、それ以降そのことは言わなくなり、落ち着いて過ごせるようになったそうです。
保育士さんは伝わるか自信がなかったようですが、間違いなく伝わったということだよね、とみんなで確認しました。
この保育園は、障がい児の担当園ではありません。
瀬戸市が支援室を中心に保育士向けの学習会を積み重ねてきたことの成果なんだろうなと思います。
先に書いた他国から来た児童についても、言葉や文化もわからない中で、一日の予定を伝えたり、生活習慣を身につけてもらうにあたって、視覚的な提示の仕方はきっと万国共通で有効なんだろうと思いました。
また、年少児ということもあり、健康課の保健師さんや、療育施設のスタッフさんも参加していました。
健診後の気になるお子さんへのアプローチや、就園前の関わりについても聞かせていただく機会になり、とても勉強になりました。
瀬戸にうまれた子どもが、色々な機関が関わる中、それぞれでつながりなく育っていくのではなく、各所で連携を取りながら発達をサポートしていける環境が出来つつあるのは、とても意義のあることだというのがよくわかる機会でした。
また、年少児ということもあり、健康課の保健師さんや、療育施設のスタッフさんも参加していました。
健診後の気になるお子さんへのアプローチや、就園前の関わりについても聞かせていただく機会になり、とても勉強になりました。
瀬戸にうまれた子どもが、色々な機関が関わる中、それぞれでつながりなく育っていくのではなく、各所で連携を取りながら発達をサポートしていける環境が出来つつあるのは、とても意義のあることだというのがよくわかる機会でした。
かわち
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