今回は、さくらっこ・責任者のエノモトが参加している「第2回食べる力を育てる研修会」の報告からはじまりました。
摂食は私たちにとって、大きなテーマのうちの一つです。
一概に食事と言っても、食べることだけではなく、体の姿勢・ポジショニングや頬・舌・あご・のど・舌骨の動き、呼吸、食事の形態、色々な要素がつまっていて、ひとつひとつがとても重要な内容でした。
食事介助も、これまでは「やり方」を引き継いできましたが、摂食や咀嚼といった機能がどのように発達し、介助している方がどういう段階にあるのかなど、あまりわかっていないままでした。一般的な福祉の勉強では医学・生理学的なことを学ぶ機会は少ないので、こういったことを登録のスタッフを含めて学習することはとても重要だと感じています。
つづいて、自分からの座学と実践研修。
エノモトが受けている研修でもとても多く取り入れられている考え方になりますが、静的弛緩誘導法というのがあります。
それをさらに実践的な取り組みにした、「ふれあい体操」があり、この取り組みをとりいれようと企画しました。
先の食べるということも関係してきますが、重症児は誤嚥と窒息と隣り合わせで生きている方が多くいます。私たちが支援している方にもそういったリスクの高い方はみえますが、いかにそういった状態にしないかが重要だとすると、そのための取り組みが必要になります。
その手がかりが、静的弛緩誘導法にあると考えました。
特別支援学校など、教育の現場の中でとりくまれてきた考え方のようです。
先の食べるということも関係してきますが、重症児は誤嚥と窒息と隣り合わせで生きている方が多くいます。私たちが支援している方にもそういったリスクの高い方はみえますが、いかにそういった状態にしないかが重要だとすると、そのための取り組みが必要になります。
その手がかりが、静的弛緩誘導法にあると考えました。
特別支援学校など、教育の現場の中でとりくまれてきた考え方のようです。
脳性麻痺独特の体の動きが、障害に起因するだけでなく、成長のなかで自分なりに獲得してきた動きであり、それが本来の身体の動きとも異なるため、強い緊張や舌がうまく使えないといった機能的な難しさを招いていると捉えています。
そのため、「ふれる」ということを通じて身体の感覚や身体のイメージの「ひろがり」を促し、関わりを通じて自ら身体を動かそうとする心を育て、身体の動かし方を学びなおすというもののようです。
「ふれる」という、人や体格を選ばない誰にでも取り組めるというところがミソです。
「ふれる」という、人や体格を選ばない誰にでも取り組めるというところがミソです。
座学のあと、スタッフ同士でふれあい体操の中のひとつ、ふれ足体操に取り組んでみました。写真取り忘れてしまいましたが、思いの他盛り上がって、レポートにも前向きな意見が多くありました。
みんなで歌を歌いながら関わるものになるので受け入れてもらえるかが不安でしたが、まずは一段階クリアできたようでホッとしました。
みんなで歌を歌いながら関わるものになるので受け入れてもらえるかが不安でしたが、まずは一段階クリアできたようでホッとしました。
これを受け、まずはCherryの現場から12月に入り、毎日やるようにしています。
ふれ足体操は、足にふれる取り組みになりますが、ふれ始めて改めて感じるのは、足の冷たさです。麻痺があり、足としての機能が十分ではないこともあり、緊張や拘縮で固いお子さんもみえます。
個人差はありますが、ふれていくことで温かくなってきたり、少し緊張が緩んできたりするお子さんもみえます。指先は過敏になっているお子さんも多いですね。
足裏の感覚がひろがっていくことで、体に変化が起き、排痰がうまくなるようなこともあるそうです。
いずれにせよ、学校でもやっているお子さんもいて、楽しそうにやれているのはいいようにおもいますし、学生スタッフなど慣れないうちは身体的な介助をするまでの期間をつくるようにしてきたので、体操を通じて早いうちからふれあう機会をつくることができるのもメリットだと感じています。
かわち
足裏の感覚がひろがっていくことで、体に変化が起き、排痰がうまくなるようなこともあるそうです。
いずれにせよ、学校でもやっているお子さんもいて、楽しそうにやれているのはいいようにおもいますし、学生スタッフなど慣れないうちは身体的な介助をするまでの期間をつくるようにしてきたので、体操を通じて早いうちからふれあう機会をつくることができるのもメリットだと感じています。
かわち
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