氷山モデルと問題解決メソッド

こんにちは。マチルダ澤井です。今日はスタッフさんたちとのミーティングでした。冬休みのプログラムを何するか話し合いをしました。

最近サイボウズ式の「問題解決メソッド」という考え方?フレームワークで課題を設定して解決していくというワークショップを法人の職員やスタッフさんと取り組み始めました。

同僚のいとうが最近保育園に巡回に行って来てくれて、氷山モデルは大事だと改めて思ったと言ってくれたので、

お子さんの支援をどうするかを1時間弱ほどですが、氷山モデルで話し合ってもらいました。問題解決メソッド(方法)も、氷山モデルもだいたい同じだと澤井は思ったので、合ってるかどうかは別にして

同じ(似ているよ)と図を書いて説明してみました。



メソッドの方は、「事実」と「解釈」、「現実」と「理想」の四象限に分かれています。「原因」と「課題」の項目、そして自分達がモヤモヤしている問題に名前をつける「タイトル」という風な配置の図表を使います。

氷山モデルの方は
「課題となっている行動」
「本人の特性」「環境、状況」
二つの要因から考えられる
「行動支援計画」となっています。

メソッドの強みは事実と解釈がいかに混じり合っているか、項目を別けることで分かりやすくなっていくところかなと。

氷山の強みは個人的には「環境・状況」の項目は、環境調整によって利用者さんの行動が変わってくると考えられるところかなと思います。本人の内面について、考えても答え出にくいかなと。

今日は、氷山モデルをやったのすが、
スタッフさん達が結構書いてくれてはかどったなと思います。特性も環境状況も書いてくれて、行動支援計画まで行けた班もありました。

もう一つの班は、行動支援計画までたどりつかなかったものの、特性や環境状況について丁寧に議論してくれたかなと言う印象。

氷山モデルの大事なところは、問題行動に目が行きがちだけれど、実際はそれは見えていない部分(氷山の海に隠れている部分)が重要だよ。本人の特性は変えられないけれど、環境や状況は支援者側が調整、変更させることで、本人の行動が落ち着きますよ、という視点だと思います。

ワークやってみて思ったのは「環境・状況」を「解釈」を減らしながら、「事実」に近づけて話し合う事が大事かなと。

また、問題行動をご本人のせいにするのではなく、環境をご本人のために調整して差し上げることで、ご本人が無理に頑張ることなく落ち着く可能性があると

気づいてもらえるきっかけ作りをしていきたいと、澤井は思ったのでした。

さわい拝

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