マンネリな支援者さんへ

こんばんは。

マチルダの澤井です。

2月24日、25日に京都で行われたTEACCHコラボセミナーへ行ってきました。

ティーチとは、僕がよく書いている「構造化」という支援方法を広めている大元の思想とでもいいましょうか。ノースカロライナ大学のティーチ部というところから来ている考え方?です。

東京で毎年開催されている「自閉症カンファレンス日本」とか佐賀の「フロム ア ヴィレッジ」さんがやっている「TEACCH 5デイズ トレーニング」とかが研修やセミナーとしては有名なのかな。関西の自閉症eサービスさんのやっているセミナーも参考になります。佐賀はさすがに遠くてまだ行ってないのですが、夏休み(マチルダはばっちり営業中なので、夏休みでは全然ないのですが。。)の5デイズに行ってみようかなと思ってます。

おすすめは自閉症カンファレンス日本かな。二日間で1万円ちょいくらいだったと思うので、自分の支援にマンネリを感じている人にはオススメです。僕は二回ほど参加しましたが、自閉症の人ってこうやったら過ごしやすくなるんだと目からウロコでした。一昨年と一昨々年参加しました。

今回の京都のコラボセミナーはノースカロライナ大学からローラ・クリンガーさんが来て、英語で講義(同時通訳付き)を一日してくれて、もう一日は日本各地からやってきた実践発表者4人による実践発表でした。

ほんで、四人のうちの一人は「たくと大府」の大先輩の発表。愛知県の星でございます。関東や九州の人が発表すると聞いてもピンと来ないのです。先進地やん。。みたいな。。でも、愛知ですがな。しかも、知的に重たい方たちの支援を(僕は中重度の方の支援経験が多い)、生活介護でされている大府の事業所の、大先輩。。。一度挨拶させていただいたことがある程度ですが、これは見に行きたい!!と言うことで、

二日目最前列に座って冷やかし?応援をしてみたのでした。

5000円もする懇親会に身銭を切って参加し、他に知り合いも少なく、我がお師匠さまも参加されておられましたが、神々しすぎて。。笑。なので、大先輩に話しかけまして横にちょこんと座らせてもらったのです。

アウェイにおいては、ほんの少しの知り合いも最高の道しるべ。
当然お酒の影響で大先輩に教えてもらったことはあまり思い出せないのだけれど。。。


最近「トランジションカード」(場所の移動や活動の切り替えがスムーズになるもの)をやってみて「場所の移動ができました!!」などというブログを書いてみたものの、、、

その後、あまり場所の移動をしてもらえない、50:50かそれ以下の切り替えカードの実践で気づきました。

これでは「場所の移動ができませんでした。。」ではないかと。。。

たぶん、ご本人にとって何が心地よいか、何が大切なのかということよりも、

絵カードでエイヤ、魔法のように自閉症の方を動かしたいなんて浅はかで傲慢な気持ちが
僕の中にはあったのでしょう。

だでね、場所の移動なんてものはできたほうが良いけれど

そんなことより、ご本人が何を求めていて、何に困っているかなのかなと

お師匠様や諸先輩から教えてもらったのに、ついいつも置き去りにしてしまう基本的なことを

思い出しました。

昔こちらの言うことを守らせるのが支援だと思っていた私も

まだまだ悪癖が抜けない、人権侵害じゃないか、俺の支援はと自分を反省もするけれど、

相手が望んでいるもの、自分がしてほしいことと相手の望むものの交渉が大事なのかなと思うようになりました。

それはやっぱり上に書いた諸先輩たちの実践やアイディア、思想に出会ったからこそなんすよね。金がなくても、遊びより勉強に金かけよ笑 その結果。。とほほ。

てな感じで
コラボセミナーの資料を探す気力が出ないのに、書きたくなってしまいました。
コラボセミナーは隔年開催のようです。ご興味ある方は愛知県のTEACCH支部に入ってみるか、ブログとかをチェキってみては?

また今度書けたらコラボセミナーについて真面目に書いてみます。

基本的に私の曖昧な記憶で書いています。
いろいろな間違いや思い込みはご容赦ください。

ティーチ楽しいよ!!支援に迷ったら本屋で本を探すより
実践者の発表聞いたほうがリアリティあって参考になるに!!


さわい

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